初の槍ヶ岳を北鎌尾根でチャレンジ 準備編② ロープワークについて
昨年の8月、3人で槍ヶ岳のバリエーションルートである北鎌尾根に登りました。 今回はその時に準備したことの話で、前回の続きです。
前回の記事はこちら
ロープワーク
自分が今まで登っていた山ではロープの必要性は感じなかったんで
(本来はなくてはいけない所でも行けてしまった)
ずっと触れてこなかったロープワーク。
できるようになった方がいいかなーと思ったこともありましたが
教えてくれる人がいません。
山岳会に入って教えてもらおうかなとも思いましたが
会費や参加が必須の定例会、趣味でしかない登山のはずなのになぜか縦社会。
そんなイメージがあり、どうしても入会に踏み出せません。
そこで自分たちが選択したのは山岳ガイドさんがやってくれている
ロープワークの講習。
何種類か講習があったのですが
まず参加したのは、最低限の結び方やハーネスへのロープの装着
そしてリードクライミングで実際にビレイをしてみるというプログラムです。
当日は外での講習の予定でしたが
当日悪天により室内のクライミングジムでの実施となりました。
揃えた装備
この講習に参加するにあたり用意するものがいくつかありました。
レンタルも可能だったのですが北鎌尾根に持っていくことになる物だし、予習復習もしたかったのでこの機会に購入しました。
今回揃えたものを列挙します
ハーネス
ビレイデバイス
スリング(数本)
ヘルメット
ビレイグローブ
ロープ(持ち物に記載されていませんでしたが練習のため購入)
これにカラビナ数個だったりクライミング用のウエアだったりをそろえると、、、
散財が止まらない、、、
自分の命を守るためなんだからケチるなと自分に言い聞かせると
抵抗感は一切無くせます(笑)
講習に参加
実際に参加してみました。参加人数は10人前後
最初に皆さんの前で自己紹介をするんですが
「今年の夏北鎌尾根に行きたくて、ロープワークを覚えるために参加しました」
と言ったったところ、講師のガイドさんに止めた方がいいですよ 強めな口調で一言!
ですよねーw
そのガイドさんの別プログラムで北鎌尾根登山ツアーもあるからそれに誘導するために言ったってのもあるんでしょうけど。
ガイドさんにお願いするのも1つの選択肢ではありますが
人に連れて行ってもらう登山は正直楽しくなさそう、、、
なのでその選択支は一切考えなかったです。
講習についてですが
午前の座学から始まり、ロープで実際にやってみたあと
午後は実際にハーネスをつけ2人一組になりリードクライミングでビレイを行うという内容でした。
この日はこれで終わりましたが
バリエーションルートを行くなら懸垂下降はできないといけないと思ったので
後日同じガイドさんの懸垂下降の講習を受けに行きました。
次回の記事では懸垂下降の講習から書いていきます。