Kuwa’s Trekking

週末登山、たまにキャンプの記録です

初の槍ヶ岳を北鎌尾根でチャレンジ 準備編③ 懸垂下降の講習

昨年の8月、3人で槍ヶ岳のバリエーションルートである北鎌尾根に登りました。 準備編です。前回の続きで今回は懸垂下降の講習に行ったことを書いてこうと思います。

前回の記事はこちら

www.kuwa-trekking.work

懸垂下降の講習


前回の記事で行ったロープワークの講習のあとは
同じガイドさんがやってくれている、懸垂下降の講習に参加してきました。

youtubeにも動画が上がっていて、参加するにあたり動画で予習してくださいとのことでした

講習の内容ですが
・懸垂下降
・懸垂下降を中断、登り返し
・登り返しを中断し、懸垂下降の再開

登り返しというのは、下の足場が見えないところで懸垂下降し
足場がなかった場合などに登り返す技術です。

登り返しを中断し、懸垂下降の再開とは
そのままなのですが登り返しを中断しまた懸垂下降を始める技術です。

懸垂下降だけならそんなに難しくもなくすぐに覚えれますが
残りの2つを覚えるのが大変でした。


阿寺の岩場


前回の会場は雨天により室内でしたが
今回は外岩が会場でした。阿寺の岩場というところです。

現地に到着し講習がスタート。

午前中は斜面にある木を支点にして練習です。
高さは2,3mくらいなのであまり高度感がなく練習にはもってこいな場所でした。

動画を見たり自宅で結び方などの練習はしてみたのですが
実際にやるとはじめのうちは何回かこの後何するんだっけ?ってなります

講師がいたので大丈夫ですが実際の場面では一つでもミスると落下してしまうので、確実に身に着ける必要があります。

これは練習あるのみです


午後からは20mくらいの高さの岩場から上から実際に懸垂下降をするという内容でした。

ほぼ垂直な斜面だったのでめっちゃ怖かったですw

一人1回づつ懸垂下降を実施してこの日の講習は終了です。

感想


参加してみて思ったのが参加してほんとによかったと思っています。
もっと早く知りたかったとも思いましたし、
ライミングとかはやらない登山者の方も覚えていて絶対に損はないと思いました。
懸垂下降だけだら割と覚えやすいですしね♪
とはいえ独学はかなり危険なので、経験者やガイドさんに教えてもらうことをおすすめします


以上、槍ヶ岳の北鎌尾根に行ったときの準備したことや物についてでした。

次回の記事ではどんな計画をしたのか書いて行こうかと思います。