Kuwa’s Trekking

週末登山、たまにキャンプの記録です

12月の空木岳登山② 空木平避難小屋から空木岳、檜尾避難小屋

2019年の12月6から2泊で空木岳から千畳敷まで縦走してきました。

前回の記事では駒ケ根高原スキー場登山口から空木平避難小屋までを書きました。
今回はその続きです。

前回の記事はこちら。
www.kuwa-trekking.work



空木平から空木岳山頂


初日泊まったのは空木平避難小屋という小屋でそこから歩き始めです。
初日はほぼ雪がなくアイゼン等の必要性をほぼ感じませんでしたが
この日は雪山装備しっかりして山頂へ挑みます。




この日の歩き始めの気温はマイナス10度。
雪は結構積もっているのですが表面が凍っているたあまり足が雪に埋もれることはありませんでした。
埋もれてもくるぶしくらいまで


山頂に向かう途中にある空木駒嶺ヒュッテに到着です。

小さな山小屋ですが、冬季も開放しているようなので冬季登山者にはありがたい。
冬季の入り口があり少しだけ中の様子を見てみました。

ここの山小屋ですが、テラス(?)が広く、そこからは空木岳はもちろん御嶽山乗鞍岳を眺めることができます。

山小屋をあとにし、山頂へは30分弱で到着。
風がとたんに強くなる。



山頂からは南ア、北ア、八ヶ岳御嶽山、、、 オールスターズのお出まし。富士山だけ見れなかったけど



稜線歩き

山頂着後このまま稜線を歩いていくか、来た道を戻り下山するかをPTで話合い
曇ってこそいましたが、幸い稜線にしては風がそこまで強くなかったため
縦走することに。

3000m近い雪山の稜線歩きってそんなに経験なかったので結構緊張しました
実際、夏道のロープや鎖はほとんどうもれていたため
そういった箇所では何度もヒヤッとしました。
ロープ等の装備はあった方がよさそうです。
あとルーファイミスると怖い思いしますよ。

道中に木曽殿山荘という山小屋があるのですが
こちらも冬季開放してくれているみたいで
この日は中にテント1張りと2人分の荷物がデポされていました。

慣れない冬の稜線に苦戦し、コースタイムの2倍ほど時間がかかり
檜尾避難小屋に到着したのは18時半。
ヘッドライトをつけての冬の稜線歩きはもうこりごりですw

この日宿泊した檜尾避難小屋(ひのきおひなんごや)、割と新しい建物みたいで、きれいな避難小屋でした


12月の空木岳登山① 駒ケ根高原スキー場 ⇒ 空木平避難小屋まで

2019年の12月6から2泊で空木岳から千畳敷まで縦走してきました。

初日で山頂直下にある空木駒峰ヒュッテ まで行って宿泊
翌日空木岳山頂を経由し檜尾避難小屋まで行って宿泊
最終日に木曽駒ケ岳を経由し千畳敷からロープウェイとバスを使い駒ケ根高原スキー場に戻ってくるという計画です。




登山口まで

東京から駒ケ根高原スキー場へはだいたい4時間くらいでした。

登山口は高速降りてすぐです。
高速バスで行くなら駒ケ根ICのバス停で降りてそこから歩いても行けなくはない距離。(およそ3キロ)

本来は池山林道終点まで車もしくはタクシーで行けるみたいですが
今回は駒ケ根高原スキー場がから登ります


登山開始

登山開始から池山山頂あたりまではほぼ雪がなくアイゼンなどは不要

池山避難小屋で少し休憩させていただいたのですが
避難小屋とは思えないくらいとてもきれいな小屋でした。

池山避難小屋以降は雪が積もってあたので念のため12本爪のアイゼンを早着。

自分たちのPTは決してスピードが速いわけではなく
動画撮影などをしながら登っているといつの間にか日が暮れていて
当初予定していた空木駒峰ヒュッテではなく
空木平避難小屋で宿泊をすることにしました。

撮影した動画はこちらです。

【雪山登山】初冬の空木平岳 登山口から空木平避難小屋まで


いわくつきの避難小屋

18時ころ空木平に到着。

空木平ってカール地形なので結構いい景色が広がっているんです。
着いたときは真っ暗で何も見えませんでしたが、、、w


空木平避難小屋に入ると先行者が一人で宿泊されていました。

いやーこのいわくつきの避難小屋に一人で泊まる度胸すごすぎwww

こちらの避難小屋ですが、過去に遺体安置とか小屋前で火葬があったらしいんです

まぁ避難小屋なのでそういうことがあるのは当然のことなのかもしれませんね、、、

北アルプスの不帰避難小屋に1人で泊まったときも怖かったもんなー
帰れない避難小屋ってなんだよ!って独り言を言った記憶がありますw


話を戻し、 先行者は日が暮れてから外から人の声(自分らのこと)が聞こえたから出たのかと思ったらしい
驚かしてすいませんww

実際に泊まってみましたが怪奇現象などは何も起りませんでした

小屋内の気温は-6度、外の気温が-10度です。
イスカの厳冬期用なので快眠でした

翌日からは完全に雪山のコンディションになるので、アイゼンだけではなく
ピッケル、ヘルメットなどなどを装備し山頂アタックです。


11月の立山登山②

2019年11月23日~24日 立山に登ってきました。

以前投稿した室堂~雷鳥沢キャンプ場までの記事の続きです。

前回の記事はこちら www.kuwa-trekking.work


滑落発生?!

雷鳥沢キャンプ場でテントを設営し山頂に向けて登山を再開。

この日は本当にいい天気で日中の気温は5度くらい。
雪山ではあんまり汗をかきたくないのですが
5度じゃどんなにゆっくり歩いても汗かく。。。




歩き始めてから20分くらいすると
立山の上空に救助隊のヘリがやってきました

雷鳥沢から以降の山小屋はもう営業を終了しているはずなので
荷上げではないはず

その後も2時間くらい、何かを探すように立山の上空を飛んでいました。


下山後知ったのですが、この日雄山から大汝山に行く途中の稜線で滑落があったそう。
あのへりは滑落者の捜索をしていたんだと思います。

山頂到着


雷鳥沢キャンプ場から2時間程歩くと一乗越に到着

一乗越からは槍ヶ岳や、表銀座の山々が見れていい景色です。




雄山山頂の様子。


山頂から大汝山へ行く稜線が見れるのですが
途中切れているトレースがありました。
引き返したのかそれとも滑落者のトレースなのか、、、
怖いですね

滑落者の年齢が自分とほぼ同じなので
若くても他人事じゃないんだなと感じました。

17時頃テントに戻り、この日の登山は終了です。



【テント泊登山】滑落発生!? 11月23日初冬の立山登山 雷鳥沢キャンプ場から山頂まで


みくりが池温泉


翌日はどこも登らずテントを撤収しみくりが池温泉に入り下山しました。


みくりが池温泉に自分たちが行ったのは朝の9時頃です
そのためか温泉は自分らだけの貸し切り状態に。

温泉に入りながらの雪景色もよく、貸し切りだので最高でした。

夏は人めっちゃ多いんだろうな、、、
みくりが池温泉に行くならこの時期の朝に行くことをお勧めします


11月の立山登山①

2019年11月23日~24日 立山に登ってきました。

立山の山小屋は11月いっぱいで今期は営業を終了しますが
逆に雪山はシーズンインに突入します。

今シーズン1発目の雪山登山です。


登山口までのアクセス

立山連峰を登るのに1番大変なこと
それは登山口までのアクセスです。

奥穂高岳のように東京から車で直接登山口に行ければいいのですが
ここの山域はまずは東京から扇沢へ車で4時間程。
扇沢からトローリーバスとロープウェイを乗り継ぎ1時間半ほど登山口の室堂に到着となります。
切符売り場
記念に撮ってみた
人が多い
黒部湖駅


登山開始


室堂に到着し登山の準備をしていて思いましたが
登山者の数よりもバックカントリースキーヤーの方が圧倒的に多かったです。

こんだけいればそりゃぁビーコンの所持が必須になるわけだ。
室堂の山岳スキー情報のサイトを見るとビーコン所持必須って書いてあります。
自分もこの日のためにちゃんと買いました。



必須って言ってるくらいだから登山口でチェックでもされるのかなと思ってましたがチェックはありません。
まぁチェックがなくても、命を守るためのものなので持っていて損はないかと思います。

登山開始後1時間程度で宿泊地である雷鳥沢キャンプ場へ到着です。
雪はそこまで深くないです。

めっちゃいい天気でした
もうすぐで雷鳥山荘
みくりが池

テント設営


テント場に到着したのでテントを設営します。
自分たちが使ったのはモンベルのステラリッジテントの6型です。


3人で6型だとかなりスペースにゆとりがあります。
1度雪山で6テンを5人で使いましたが、5人でもきつきつ。
荷物が多くなる雪山のザックは中ではなく外に置きました。
6人でも寝れなくはなさそうですが密着度高そう、、、
夏の小さい寝袋なら大丈夫そうですが、夏はお互い汗臭いし密着はしんどいよね、、、笑
快適な使用人数は4人かと思います。

設営後山頂へアタックです。

下は雪山でのテント設営の動画です。よかったら見てみてください


【テント泊登山】雪山でのテント設営 ~立山~①



【テント泊登山】雪山でのテント設営 ~立山~②



竜ヶ岳登山 × 冬キャン 1月27日

1月26日 27日

冬のキャンプ in 本栖湖

 

この日は竜ヶ岳に登山、下山後は本栖湖の湖畔でキャンプをしてきました。竜ヶ岳の登山の記事は こちら!

 

  • キャンプ場について

竜ヶ岳の登山が終わったのは15時頃

本栖湖キャンプ場から車で10分くらいのところにある浩庵キャンプ場へ向かいました

 

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この写真どこかで見たことある気がしませんか?

千円札の絵の場所なんです♬

 

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あとゆるキャンっていうアニメの聖地となってるんです!帰ってから復習で1話だけ見てみましたが多分見てる間ずっとドヤ顔だった気がします( ・∇・)笑

 

ここ直火もおっけーだしフリーサイトだし湖畔なら車乗り入れできるし、薪は林の使い放題だし、そして何よりもキャンプ場の利用料が安い!笑

大人1人600円♬ あとはテント一張毎に1000円ですがそれでも安いです。

 

 

 

  • 受付、テント設営

現地に着いてまず受付。

ゆるキャンの聖地というだけあって、受付にはゆるキャンの漫画が置いてあります。

炭はもちろん、お酒やおつまみ、ちょっとしたお土産の販売もしてました。

 

林間で張るか湖畔に張るか自由なのですが自分たちは富士山見たさに湖畔に張ることにしました。

この選択あとあと後悔することになるのですが、、、笑

 

 

受付後テント設営組と薪集め組みに分かれて準備スタート

 

直火おっけーなので焚き火台使わないこのスタイル。

この時期は落ちてる枝木が乾燥してるんで火が点かない心配はありません

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テントのすぐそばに車が停められるのでいろいろと安心感が増します(林間サイトでは車の横付けNG)
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  • 焚き火 × 鍋

キャンプといえば火を使ってBBQのイメージが湧きやすいかもですが、この日は鍋をすることに

 

直火でダイレクトに鍋やるのは初めてなので新鮮でしたが、この原始的な感じがとても良いです!

 

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この日は夕方から氷点下でした

キムチ鍋です

湖にいれるビールはキンキンに冷えてます

 

何が言いたいかはわかりますよね?笑

 

  • 就寝

この日キャンプに参加したメンバー4人のうち2人がキャンプ初、キャンプ経験ある自分じゃない方の人も冬キャンプは初の中、いざテント泊!

 

たまたま冬用シュラフ2つあったんでそれを貸し出し自分はやむなく夏用のシュラフで寝ることにしました

 

結果、全員翌朝は寝不足でした笑

夜中はー7度

それと水辺だったからでしょうか、山のテント場を思わせるくらい夜通し風が吹き荒れてました

 

そりゃ寝れないわけだ(´-`).。oO

 

貸し出したシュラフですが

-20度近い環境のテント泊でも快眠できたという自己検証のもと貸したのですが

初キャンプの人には氷点下の中、テントで寝るってのはかなりハードルが高かったみたいです^^;

 

すごい申し訳なかったですが、多分この時期に初キャンプであれば以後のキャンプは快適に感じることでしょう

そして富士山×朝日が見れたのでよしとしてもらいました!笑

 

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  • 感想

今回冬の山とキャンプの欲張り企画でした。

山では冬感はあんまり感じませんでしたが、キャンプ中に冬の厳しさを実感する形となりました

登山中の景色やキャンプ中の湖と富士山は圧巻でした。でもテント泊寒かった!!笑

人混みそうなので夏は避けたいですが秋、春頃にまた来たいです

 

次回は年末年始に行った北アルプスにある燕岳の山行を書こうと思います。

 

竜ヶ岳登山 × 冬キャン 1月26日

1月26日

今回は雪山初心者向けの登山をしてきました。

 

雪山初心者向けと言っても12本爪アイゼン、ピッケルを使う登山ではなく

軽アイゼンやチェーンスパイクを使う登山です。

 

下山後そのまま本栖湖でキャンプをしたのでキャンプの記事も別で書きます。

 

  •  アクセス

 新宿に登山部のメンバーと06:30に集合し、車で出発。

目指すは登山口のある本栖湖キャンプ場です。

 

本栖湖キャンプ場ですが冬季は営業していません。

なのでこの日は本栖湖キャンプ場から車で10分くらいのところにある

浩案キャンプ場というところでキャンプをしました。

 

 

  • 登山開始

 

10:30頃に到着し登山開始です。

登山口の案内用の看板がいくつか車道にも立っていてわかりやすいです。

 

マイナーな山って人も少ないし登山道が舗装されてなかったりすることが多いんですが

登山口も含め登山道も結構整備されていて特に危険な箇所はありませんでした。

 

登り始めいきなり傾斜ですが1時間程度行くとベンチがありそこで休憩。

 

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ここでは本栖湖と富士山のどちらも眺めることができていい休憩ポイント

 

でここから30分ほど登ると東屋がある休憩場所♪

ここでの景色も良かったです

海と富士山と湖とで豪華な景色でした

 

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ここを出ると山頂まではもうちょい

1時間もしないくらいで山頂に到着しました

一応雪山初心者向けってネットに書いてあったから多少雪あるのかなーって

期待したんですが山頂付近に1cm程度積もってるくらいで軽アイゼン等の出番はなし

 

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入手したばかりのチェーンスパイクを使いたかったのに、、、、

残念( ;∀;)笑

 

山頂に着きました

 

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山頂広場はとっても広いです。ベンチやテーブルもありかなりくつろげます。

そしてもちろん景色もよかったです。

山頂からは、富士山だけではなく南アルプス八ヶ岳などの高山(地図は見てないので推測)も見えました。

白くなってる山、なんてかっこいんだろ

 

 

 

昼食をとり30分ほどまったりしたら下山開始

 

1時間程度で下山することができました

 

  •  感想

登り下り、休憩時間も合わせて4時間程度の山行でした。

長く歩きたい人には少し物足りないかもしれません。

でも危険な箇所や道迷いしそうな場所もなく

天気に恵まれれば終始景色を楽しめるので

登山をこれから始めるって人を無積雪期のこの山に連れていけば

登山にハマること間違いなしの山だなーと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

雲取山 テント泊登山 1月5日

正月に行った雲取山登山の2日目についてです。

初日はお祭登山口から三条の湯までの行動でした。

 

  • 起床

2日目この日は7時に起床しました。

朝食を取りテントを撤収。

6人用のテントとは言え撤収にかかる時間は

1人用のテントのときとそこまで差が出ませんでした。

 

 三条の湯にテントをデポするか迷いましたが

下山のときお祭登山口までの永遠と続く退屈な車道を

歩きたくなかったので多少重くても山頂までテントを運び

鴨沢へ下山することとに。

 

  • 登山開始

いざ登山再開です。

この日も快晴。

しばらく雪が降っていなかったのかほとんど雪は積もっていませんでした。

 

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雪の上を歩く箇所もあり

登山経験がほぼない同行者にはチェーンスパイクを装着してもらいましたが

慣れていれば軽アイゼン等は不要でした。(もちろん携行は必須です)

 

 

三条ダルミまでの道中、地図上にある登山道が整備で通行できなくなっていたため

別なルートが開通していました。

 

  • 登頂

 三条の湯から3時間程で登頂できます。

 

不覚にも山頂の写真を撮り忘れたため道中の写真 


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ピークハントの証明はできませんが

ちゃんと頂上行きましたよ!(笑)

なかなかいい景色です

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自分たちが出発したのが遅いためか山頂にはほとんど人いませんでした。

2017年に来た頃は結構がやがやしてたからここまで違うとは思わなかった。

 

  • 下山

沢登山口付近にサルの群れがいましたが

それ以外は特にこれと言って変わったことはなく

3時間程度で鴨沢の登山口へ到着。

 

到着後奥多摩駅へのバス待ちの間バス停のすぐ側にある

定食屋さん「木漏れ日」で食事。

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下山後はぜひとも食べてほしいです。

 

 

  • 感想

今回は真冬の雲取山への登山でした。

目立った危険個所は特にありませんが

どこから登ってもこの山は長時間歩くので体力が求められます。

正月でなまった体にはちょっときつかった(笑)

あと今回は晴天のおかげで軽アイゼン等を使うことはありませんでしたが

雪道を歩くのが怖い人や初心者などのことを考えると

携行は必須だと感じました。

都内からのアクセスが良いのでこの山とは長い付き合いになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲取山 テント泊登山 1月4日

1月4日に雲取山に行ってきました。

日本百名山の1つで標高は2017m
東京で一番標高が高い山です。
2017年には標高イヤーで有名になり

今よりも登山者が多く

賑わっていたように感じます。

 

今回はお祭の登山口から登り三条の湯でテント泊
翌日山頂へ行き鴨沢へ下山するというルートを選びました。

この記事はその山行の1日目についてです。

 

  • アクセス

新宿から奥多摩行きの中央本線に乗り奥多摩駅へ。

奥多摩駅からは丹波行きのバスに乗りお祭バス停にて降車。

このバスの途中に鴨沢バス停もあるので

鴨沢から登る人は鴨沢のバス停で降りることとなります。

 

 

登山口ですがバス停を降りてから車道を5分ほど歩いたところにあります。

あまりこちらから登る人は少なく

ほかの登山者についてくことができない上
途中にダミー登山道があるので
初めて来る人は登山口まで迷いがちです。

 

 

  • 登山開始

正月ボケしてしまい朝大寝坊したため登山開始した時間は15時。

日が沈んでからも歩くことになるので

登山口にいた山梨県警の方にヘッドライトを持っているか心配されましたが

もちろん持っているので、お気をつけてと一言頂き

止めるようには特に言われませんでした

同行者には遅刻して大変申し訳なかったです

 

初日の工程は登山口から三条の湯まで

一度このルートで登ったことがあり、ほぼずっと砂利の車道が続き

暗くても大丈夫だとわかっていたため特に心配はありませんでしたが

やっぱりナイトハイクはちょっと怖いです。

一人じゃ絶対無理(笑)

高尾山とかならナイトハイクでもほかの登山者がいそうなので

夜景も見れて楽しいかも!今度やってみよ♪

 

暗闇の中を歩き3時間ほどで三条の湯へ到着しました。

 

  • テント設営

到着後はまずテント設営です。

すでに5張程テントが張ってありました。

テント場はこんな感じ

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今回の登山は二人ですがモンベルのステラリッジテント6型に泊まります。

二人だとテントの中はとっても広い!無駄に広い!

 

なぜ6型かというと自分が1型と6型しか持っていないからです(笑)

1-2人用くらいのテントのレビューや紹介されているサイトは多いですが

6型のレビューは少なめ!

なので今度6型テントのレビューを記事にしてみます。

 

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この夜の発光してるテント、

一日の工程を終え宴会でもやってわいわいしてるんだろうなーとか考えるとなんだかしみじみする。個人的に好きな画。

 

 

  •  山ご飯

テントの設営を終え受付しに山小屋へ。

山小屋によっては日が暮れてから受付を行くと「行動が遅い」

などと小言を言う山小屋もあるので

びくびくしましたが

こちらの山小屋は19時に受付をしたにも関わらず

何一ついやな顔せず、

それどころかテント泊の自分たちなのに小屋で料理して大丈夫ですからね、お湯もポットのを自由にお使いください

ととっても丁寧に対応していただきました。感謝です。

 

でお言葉に甘え図々しくも山小屋で料理させていただきました。

 

今回の山ごはん

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具を同行者が登山前に調理してくれたので

本格的なカレーうどんを食べることができました

 

 

 

あとこの山小屋名物の鹿肉ジャーキー

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うまい!!

ここの小屋に来たらぜひ食べてほしいです。

 

 

ごはん中、小屋の方がアボジリニの民族楽器ディジュリドゥという楽器を演奏してくれました。

 2つあるうち片方は自作というからすごい

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時間的に無理でしたがここ温泉も入れます!

いたれりつくせりの山小屋でした

 

満足した後は就寝です。

小屋からテント場まで急こう配をちょっと下るので酔いすぎは注意です。

 

2日目の記事へ続く

 

 

 

年末山行 燕岳 12月30日

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2018年の締めくくりの登山は

北アルプスの燕岳へ登ってきました。

年越しイベントや正月ということもあり3泊4日の滞在です。

前夜泊も含めると4泊5日。

いやー長かった(笑)

 

健脚の人であれば1泊2日も可能な行程を3泊かけて登るわけなので

どれだけまったりした登山かがお分かりになるかと思います!(^^)!

コースタイムは参考になりませんのでご注意ください。

 

 

冬は中房温泉まで車で行くことができないため

宮城ゲート駐車場から登山が始まります。

 

今回は前夜東京初~中房温泉泊までについて書いていきたいと思います。

 

  • アクセス

12/29 23時に 品川駅に集合。

今回は自分が所属している社会人サークルである東京登山部のメンバー4人と登山です。雪山が好きで各々いろんな雪山を登っているメンバーなので心強い。

 

写真は道中のPAにて

車中泊が苦手なメンバーの野宿inパーキングエリアの様子。

奇妙な光景です(笑)ここですでに氷点下でした

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6時ころ宮城ゲート駐車場に到着しました。

自分たちが到着した頃にはほぼ駐車場は埋まっていました。

年末年始は込み合いますね。

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夏だと本来の登山口、中房温泉まで車で行けるのですが

冬季は宮城ゲートというところから車両通行禁止となっているためここが登山口となります。

 

  • 登山開始

気温-6度の中、登山開始です。

登山計画はWEB上にて提出していたのですが

宮城ゲートにて山岳救助隊の方がいて計画書を書くように言わたので素直に記入。

 

 

この日は登山というよりも、凍結している道路を永遠と歩く氷上ウォーキングとなります。だいたい13km程です。

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一人だったら退屈で仕方ないと思う。

 

中房温泉でやる予定の鍋5人分の食料

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かっちかっちに凍っているので初日からアイゼンやチェーンスパイクなどが活躍します。

 

のんびり歩ったので、だいたい5時間くらいで中房温泉に到着となりました。

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  • テント泊

中房温泉に到着後まずはテント設営です。

この寒いにも関わらず、すでに3張り以上は張ってあったと思います。

 

この日は5人でテント泊

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テント内の様子

真ん中の人がX JAPAN好きのためちょくちょくこのポーズします

決して何かぎダメって伝えてるわけではないです
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もちろん中房温泉の小屋で宿泊も可能です。

自分たちは入っていませんが温泉もあってとても快適そうでした。

 

 

晩御飯まで時間があるので中房温泉でお酒とおつまみを頼み

建物の中でゆっくりさせていただきました。

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この日の晩御飯は5人で鍋です。

外の気温は-5度でしたが鍋をやっている間のテント内の気温は18度。

気温差激しいです。

 

そしてうまい!!!!

重い荷物を持ったかいがあります。

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しめのカルボナーラうどんも絶品でした。

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テント一式を担ぐという役割がある分、鍋の食料計画は一切ノータッチでしたが、ここまで素晴らしい食事になるとは思わなかった

メンバーに感謝です。

 

鍋が終わりお酒を飲んでこの日は就寝。

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2日目は中房温泉から燕山荘までの記録となります。